スウェーデントーチは直径20センチほどの幅があれば、フライパンなどを置ける十分なスペースを確保できます。ですので、ほとんどの調理器具を置けてしまうのです。

何より、薪をくべて楽しむ焚き火とは違い、丸太一本だけに着火している状態なので、金網やバーベキューコンロなどを必要としないのが嬉しいです。調理をするには、スウェーデントーチと着火するための木くず等があればOKです。

それでは実際に、スウェーデントーチを用いた調理をしてみます。はじめに、スウェーデントーチに着火をするのですが、調理を始める目安としては風を送り込まなくても十分な火力が維持できる程度になった時です。

ゆっくりと燃焼していると煙が多めに出ることもありますが、手をスウェーデントーチに近付けると暖かさを感じ取れるようになりますよ。火力が出てきたら、調理器具を置きましょう。

今回は、サーモンとキノコのアヒージョを作ってみました。初めてのアヒージョ作りだったのでレシピを見ながら調理してみました。

アヒージョ用にサーモンをぶつ切りにします。
椎茸とニンニクを適性のサイズにカットして下準備完了です。

スウェーデントーチにフライパンを置き、ジリジリと熱された状態になったことを確認してからオリーブオイルを投入。刻んだニンニクを入れて、少しだけ炒めました。

火力としては中火ぐらいでしょうか?調理をするだけの火力はしっかりとあるので、安心して使用できました

フライパンをスウェーデントーチの上から置いておくと、火が消えてしまいそうな感覚がしますよね。ところが、スウェーデントーチは切り込みが深いので風の通り道をしっかりと確保しています

横からの空気が入り込む設計なので、火力が弱まることを防いで調理が行えるのです。

サーモンの水分が飛んでしまうほど、カリカリになってしまいましたがなんとか完成!

焦げニンニクとオリーブオイルがいい感じの味を出していて、美味しくいただけました。途中で、フライパンの中にニンニクを丸ごと入れて食べたのが美味しかったです(アヒージョと関係ないですが)。

スウェーデントーチでもしっかりと調理できる事が分かりました。